本アップデータのフォルダには、Virtual PC アプリケーション用アップデータと Windows 95 用 Macintosh 統合アップデータが含まれています。下記の手順に従って Virtual PC と Windows 95 をアップデートしてください:
Virtual PC アプリケーションのアップデート:
1) Virtual PC 1.0.1 アップデータをハードディスクへコピーします。
2) アップデータのアイコンをダブルクリックして起動します。
3) 既にインストールされている Virtual PC アプリケーションをアップデートするには、“更新”ボタンをクリックします。Virtual PC アプリケーションがインストールされている場所を指定すれば、自動的にバージョン 1.0.1 に更新されます。更新作業が完了したら、アップデータを終了します。
Windows 95 用 Macintosh 統合ルーチンのアップデート:
1) Virtual PC アプリケーションを起動し、Windows 95 のディスクイメージをロードします。
2) Virutal PC の初期設定を開き、“D ドライブ”に“INSTALL.W95”(アップデータのフォルダに格納されています)を指定して“再起動”ボタンをクリックします。
3) Windows 95 を再起動したら、Windows 95 上で D ドライブを開きます。セットアップアイコンをダブルクリックし起動します。画面に表示される指示に従って、インストール作業を進めてください。更新作業が完了したら、“完了”をクリックしてセットアップを終了します。
Virtual PC の初期設定ファイルに含まれる情報に会社名が追加されました。バージョン 1.0 で作成された初期設定ファイルがある状態で 1.0.1 にアップデートした Virtual PC を起動すると、会社名を入力するよう要求されます。
このとき Virtual PC アプリケーションは、システムフォルダより先にそれ自体と同じフォルダに初期設定ファイルがあるかどうかを検索し、もしそこに初期設定ファイルがあればそれを使用するようになりました。これにより、例えば頻繁に Windows 95 と DOS を切り替えて使用される場合、各 OS 専用にフォルダを作成しそれぞれに Virtual PC アプリケーションのコピー、初期設定を作成しておけば、わざわざ OS ごとに設定を変更する必要がなくなります。
Virtual PC 1.0 からの機能として、Virtual PC の起動中に option キーを押したままにすれば、初期設定ダイアログが開き OS をロードさせる前に設定を変更することができます。Virtual PC 1.0.1 では、Windows 95 の終了の際に option キーを押したままにしても、Virutal PC 初期設定ダイアログが開きますので、Virtual PC 自体を終了させることなく環境を変更し再起動させることができるようになりました。
Virtual PC 初期設定ダイアログに、FM サウンドを不使用にするオプションが追加されました。エントリーモデルの Macintosh で、ゲームをプレイする際に効果があります。
DOS ゲーム用に MOUSE.COM ドライバが追加されました。このファイルを“CNTX”フォルダにコピーし、C:¥WINDOWS¥: ディレクトリにある“DOSSTART.BAT”というファイルに下記の一行を追加することをお勧めします:
C:¥CNTX¥MOUSE.COM
(なお、この作業は前セクション“INSTALL.W95”を使って Windows 95 のアップデートを実行すると自動的に行われます。)
Windows 95 のロード時に F8 キーを押して DOS を起動すると、CD-ROM ドライブやマウスにアクセスできません。このとき“C:¥>”プロンプトに“DOSSTART”と入力すれば、CD-ROM ドライブやマウスが使用できるようになります。
Windows 95 におけるジョイスティックのサポート状況は流動的で、数多くの種類が市販されています。前セクション“INSTALL.W95”を使って Windows 95 のアップデートを実行し、Windows 95 のゲームコントローラコントロールパネルで“Connectix joystick”を選択してください。